頭の中に言葉はあるのに、出せない

こんにちは。

反射の統合ワーカー 大島明恵です。


場面緘黙(ばめんかんもく)って

聞いたことがありますか?


ある特定の場面・状況で

話せなくなってしまう症状のこと。


家では話せるけど、

学校では話せない、とか。


この人がいるときだけ

話せなくなる、とか。


脳の機能に問題はなく

行動・学習にも問題がないけれど

一定の場面で

【だんまり】になってしまう。


単なる【無口】とは違って

【言葉が出てこない】という症状です。


1年前に書いた、場面緘黙の記事です。

私も、数年前まで【場面緘黙】

がありました。


私が話せなくなっていたのは

【自分の気持ちを話す】とき。


家族やパートナーなど

身近な存在であればあるほど

それが強く出ていました。


1時間も2時間も、

言葉が出てこない。


出てこないというかね、

頭の中にはちゃんとあるんです。

言いたいことが。


セリフを唱えるように

頭の中でぐるぐる言葉が回っている。


ただそれを、出すことができない。


以前の記事にも書いていますが、

60分のカウンセリングを受けて

一言も話せずに帰ったことも何度もあります。


言えなくて、焦って、

委縮して、自分を責めて。

パニックで過呼吸になることも

ありました。


・・・ということを

今は思い出しながら書いています。


言えるように、なったんだ。



場面緘黙症の子供の多くは、
先天的に不安になりがちな傾向がある。


また、内向的な性格であることが多く、

これは脳の扁桃体と呼ばれる領域が

過剰に刺激されることによると

考えられている。(Wikipediaより)


先天的に不安になりがち。

内向的な性格。


これは【固める反射】の影響が大きそう。


固める反射が統合されないまま生まれると

不安や恐怖を感じやすいです。


そして、引っ込み思案や引きこもりがちなど

人とのコミュニケーションを

苦手に感じることも起こりやすい。

偏桃体が過剰に刺激される。

”適度”が苦手で色々と過剰になりやすいのは

【モロー反射】の特徴です。

固める反射とモロー反射。


私はこれらの反射が統合されたことで


・気持ちが言えない

・頭の中がぐるぐる

・出すのが苦手


という困りごとが減っていき、

気持ちも言葉も自然に出せるように

なっていったのだろうと思います。


いつ頃から気にならなくなったか

覚えていないのだけど

【緘黙】になることは

本当になくなりました。




気持ちを伝えるのが苦手。

素直にまっすぐ伝えたい。


そんなご相談を

いくつかいただいたので

書いてみました。


反射の統合は

思考や性格への影響も

とても大きいです。


素直にまっすぐ、

自分の気持ちを届けること。


できるようになるよ。

安心してね。



🕊大阪・京都・山陰🕊

身体と心をつなぐ

反射の統合ワーカー

大島明恵



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脳と身体を育てる 反射の統合ワーク

大阪・神戸を中心に固める反射、原始反射の統合ワークを提供しています。自分はもっとできるはずと悶々としている方、生きづらさやお困りごとを抱えながらがんばっている方へ向けて情報発信しています。