自分を抑えて生きてきた人へ
こんにちは。
反射の統合ワーカー 大島明恵です。
あなたは、欲しいものを「欲しい」と言えますか?したいと思ったことができていますか?
私はとっても苦手でした。人の顔色をうかがったり、すぐ諦めたり我慢したり。こうした方がいいだろうな、という行動ばかりしたり…。
天職コンサルタントの梅田幸子さんが、適切な自己主張をするために必要な力について書かれています。
カッターなど刃物を使うのは、
適切に攻撃性を獲得する遊びのひとつ。蟻をつぶすとか、花を折るなど、攻撃性の先に、適切な自己主張、自己実現、したいことができるという発達に進みます。攻撃性を抑圧すると、適切な自己主張できない、自己実現ができない、したいことができないとなりやすいのです。
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虫を潰したり、花や枝を折ったり。つい「命を大切にしなさい」と顔をしかめてしまいそうな場面。実は子どもの発達に必要な大事な過程なんだそうです。
以前勉強会で、「友達におもちゃを貸してあげることができない」という親御さんからの相談がありました。それに関して幸子さんの回答を要約してご紹介します。
大人にとっても、貸してもいいものと貸したくないものがある。貸してと言われたから貸す、というのはパターンをただインストールしているだけ。自分が満たされないし、自分の気持ちを蔑ろにして人に合わせる癖がついてしまいます。
「これは自分の大事なものだ」「今は自分が満たされるまで遊びたい」いう欲求を満たしてあげてから、友達と一緒に遊ぶ・貸してあげる喜びへ転換して行けるといいですね。まずは親がパターンに収めることを疑うのがひとつ、子どもは子どもで適切な発達をしていくことが必要です。
まずは自分の欲求、気持ちを満たす。自分や自分の大事なものを大事にした上で社会性を身につけていく。適切な攻撃性を獲得していくことは、自分の「したい」「欲しい」「いやだ」を表現していくためにとても重要な土台になります。
人に合わせてばかりで自分のやりたいことがわからない。欲しい、したいと言えない・行動できない人は、攻撃性を育てることを意識してみるといいですね。工作(はさみ、カッターを使う)、料理(包丁を使う)、焚火(火を使う)などでも攻撃性を育てることができるようです。小さいお子さんがいらっしゃる方も、できる範囲で試してみてくださいね。
子育て・教育に携わる方へ。梅田幸子さんのこちらの記事もご参考に。
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