反射は悪者?

こんにちは。
反射の統合ワーカー 大島明恵です。

固める反射・原始反射が統合されていないと、困りごとを抱えやすくなります。(必ずではないです)では、反射はなくさないといけないものなのでしょうか?


反射が残っている自分はダメなの?

固める反射・原始反射は元々、自分の身体を守るために備わった機能です。お腹の中にいるときに、衝撃で外に出てしまわないように。身体に悪いものを体内にいれないように。生まれてからも、おっぱいを飲むため、起き上がるため、ひとつひとつ人間らしい動きを獲得していくために原始反射は必要です。とても大切で、必要だから反射があります。


必要なのに困りごとになるのはなぜ?

固める反射・原始反射は自動的に起こる動き。そして、統合されていないと反射は出やすくなります。安心安全なはずの日常生活が、怖くて不安なものに感じてしまう。攻撃的になることもあります。自分でそうしようと思っていなくても、身体が勝手に動く。必要なときにだけ使えればいいものが、日常的に自動で起きてしまう。それが、困り事につながりやすいのです。


反射は悪者じゃない

必要なときにだけ使えるように【反射の統合】が大事になってきます。反射を統合すると、普段は反射が起きにくく、そして引っ込みやすい。必要なときにだけ反射が使える状態になると、暮らしは格段に楽になります。大人になった今、「必要なときだけ出てきてね」と言って普段は卒業したいですね。


固める反射・原始反射は身体の動きだけではなくメンタルにも大きな影響を与えています。自分の性格だと思っていたものも、実は反射の影響だった。統合したらなくなった、ということも起こります。反射が残っている自分がダメなのではなく、まだまだ知らない自分が眠っているということ。できることが増えていくことは、大人にとっても大きな喜びです。 



脳と身体を育てる 反射の統合ワーク

大阪・神戸を中心に固める反射、原始反射の統合ワークを提供しています。自分はもっとできるはずと悶々としている方、生きづらさやお困りごとを抱えながらがんばっている方へ向けて情報発信しています。