必要だからする動き【赤ちゃんとハイハイ】

こんにちは。
反射の統合ワーカー 大島明恵です。

発達のことを学んでいると、子どもや赤ちゃんの話題をよく聞きます。その頃にしていたこと・しなかったことが、大人になった今の私たちに大きな影響を与えています。

私は子供がいないし子育ての経験もない。「やったことないくせに言うな」と言われるのが怖くてなかなかできなかった子育ての発信。しかし、原始反射の学びには「これは親御さんたちに知ってもらいたい!!」と思う知識が詰まっていて、これを伝えないのはもったいないなと感じるようになりました。学んだことをシェアしていきたいと思いますので、よかったら活用してください。


赤ちゃんのハイハイ

原始反射は、動きをともなって統合(卒業)します。

その時必要な動きを必要な分だけさせてあげることで、次の発達段階へ進みます。赤ちゃんのハイハイは、発達にとって超・大事、超・重要な動きです。必要な動きが足りていないことで、反射が統合されずに残ったままになります。私も反射がとても強く残っていたので、おそらく十分にハイハイしなかったのではないかなと思います。


立ちたがる赤ちゃん

  • ハイハイをあまりしていないのに立つようになってしまった
  • すぐつかまり立ちしてしまう

必要な動きが満たされていないのに立ってしまうのはなぜでしょうか?

赤ちゃんはいつも大人より低いところにいて、「視線を上げたい」という根源的な欲求があります。みんなが見ているものが見たい、気になる。そこにつかまり立ちがしやすい環境があるとどうでしょう?少しでも視線を上げるために立ち上がるようになるのです。

昔のような畳の広間も現代の住居には少なくなっているでしょうし、そこにイスや机があれば赤ちゃんも立ちたくなりますよね。ハイハイは赤ちゃんにとって必要な動きなんだなということだけでも知っておいていただければと思います。


立ちあがっても、褒めない

私が原始反射のことを学んでいる梅田幸子さんは、ご自身の娘さんの子育てに関してこうおっしゃっていました。

「ハイハイを十分にさせたい時期に立ったときは、褒めなかった。褒められたくて、立ってしまうから」

これを聞いて、私だったら絶対褒めてしまう!と思いました。原始反射を学んだからこそ知ったことです。梅田幸子さんの子育てに感する記事を貼りますのでぜひ読んでみてください。

赤ちゃんにとって必要な動き。今日はハイハイについて書いてみました。知識として知っていれば、できるときにさせてあげられる。無理なく取り入れていただければと思います。

しあわせな子育てができる親御さんたちが増えますように。


🕊大阪・京都・米子🕊

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反射の統合ワーカー

大島明恵



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