進みたい方向と気持ちのズレ

こんにちは。
反射の統合ワーカー 大島明恵です。

先日、近所の神社へお参りに行ったときのこと。その日は下駄を履いて出かけました。小さな山の上にある神社なので、急な石段を登って参拝。さあ帰ろうと石段を下ろうとすると「こ、こわい…。」

急な下り階段が怖くて、ゆっくりゆっくり下る。とっても歩きづらい。自分の動きが不自然だなと感じたのでよくよく姿勢を観察してみました。

すると、上半身の重心が後ろにあって、足だけを出している状態になっていました。(画像の①)身体が後ろへ残ってしまっているので余計にバランスが取れずに歩きにくい。気持ちは後ろへ、足だけ前へ。

重心を変えたら歩きやすくなるかなと思い、試してみました。傾いて後ろにあるおへそを、少し前へ。これだけでかなり歩きやすくなりました。おへそを前に出すことで上半身も自然と前側へ。階段なので、下方向へしっかり踏みしめるように意識しながら下りました。(画像の②)

身体の使い方をちょっと意識するだけで歩きやすくなって怖さも消えました。姿勢や動きを少し意識するだけで身体が格段に使いやすくなります。

進みたい方向と気持ちが一致しているか。今回は【急な階段をおりる】という例でしたが、何かにチャレンジしたいけど怖いとき、足を出しても腰が引けていることがあるかもしれません。逆に、気持ちが前のめりになって足がついて行かないこともあります。身体と心が一致して動くと、すごくスムーズです。身体の動きから、自分の本音を見つけることもできそうですね◎



脳と身体を育てる 反射の統合ワーク

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