意欲を取り戻す

こんにちは。
反射の統合ワーカー 大島明恵です。

私は、読書が子供の頃から本を読むのが大好きです。特にミステリー、推理小説が好き。(今は東野圭吾の”白鳥とコウモリ”を読んでいます)

19歳の冬。宮部みゆきの「模倣犯」を読んだのを最後に、パッタリと本が読めなくなりました。当時はパニック発作や鬱状態という症状で、集中力がなくなり学校の成績もボロボロに下がりました。

活字がポロポロとこぼれ落ちる。まさにそんな感覚なのです。読んでみようと本に向かいますが、読んでも読んでも内容が頭に入らない。ただ文字を見ているだけ、追いかけているだけ。特に物語は、背景を想像したり登場人物を想像したりしながら読むので全く読めなくなりました。

大好きだったことができなくなって、もうできないんだ、と感じてとても悲しくなったのをよく覚えています。

それから約10年、小説は一切読まずに過ごしました。「もうできない」という思い込みもあったと思いますが、読もうという意欲が湧かなかった。10年経って最初に呼んだのは宮部みゆきの「ソロモンの偽証」

(Instagramのコメントより)
子どもの頃は本の虫だったけど、うつになってから集中力ブレブレで小説からは遠のいてましたー。ノンフィクションは読めるけど、フィクションはどーしても無理だった!想像力とか、その場面に全く入り込めなくなってたんですよね。活字として頭には入ってくるんだけど、それを組み立てたり場面を想像したりができなくて。だから全然面白くないし、読み進められなかった!今でもうつっぽいときは、活字苦手です。読むことはできるんだけど、何度読んでも頭からポロポロこぼていく感じ。うつになった頃、地味に辛かったのは本が読めなくなったこと!諦めちゃったっていうのもあるんだろうね。でもホント、生命維持の為だけに体力使う感じだから、本なんて読めないよねー。ましてフィクションなんて。。。

これを読んだのは、私が一番最初に統合ワークを受けてから2ヶ月経った頃です。

私が普段お伝えしている反射の統合ワーク。「身体を育てる」という表現をしていますが、アプローチしているのは”脳”です。

快・不快・思考・選択・集中・判断、全て”脳”の働きによるもの。鬱になって「集中力がなくなった」と感じていましたが、それ以前に意欲をなくしていました。【意欲】は、脳がもたらしてくれる大きなギフトだったのです。

統合ワークによって意欲が徐々に湧いてきて、小さなチャレンジが少しずつできるようになっていきました。無理にポジティブにならず、自然と自分の力で進めるようになる。統合ワークはその手助けができるツールです。活用してくださいね。


脳と身体を育てる 反射の統合ワーク

大阪・神戸を中心に固める反射、原始反射の統合ワークを提供しています。自分はもっとできるはずと悶々としている方、生きづらさやお困りごとを抱えながらがんばっている方へ向けて情報発信しています。